「米肌と肌極の違いは?40代でも使えるの?」使用感、価格を比較しました

米肌(マイハダ)が気に入っている私ですが、同じKOSE(コーセー)から「肌極(はだきわみ)」というラインが発売されていますよね。

米肌はコーセーの米肌通販サイトでしか購入できませんが、肌極みはドラッグストアや大手スーパーの化粧品売り場にも置いてあります。

肌極の紺色のパッケージは米肌ととても似ています。

ライスフォースも米肌も同じくライスパワーNO11を使っていますが、この肌極は同じコーセーでライスパワーNO11も入っているということでこの2つの違いが以前から気になっていました。


>>ライスフォースと米肌の比較レビュー記事はこちら

実際に価格を比較してみると米肌の肌潤化粧水は120ml入で5000円(税別)なのに対して肌極の化粧水は150mlで2800円(税別)・・・

米肌が定期購入で25%オフになったとしても、1mlあたりで計算すると約1.7倍ほど米肌のほうが値段が高くなります。

これはやっぱり気になりますよね。

もしも効果や使用感が同じであれば肌極を使えればと思っちゃいます。

 

 

米肌と肌極の違いをコーセーのBAさんに質問してみました

イオンの化粧品売り場で肌極を手にとっていたらKOSEのBAさんが声をかけてくれました。

「米肌を使っているんだけれど、肌極との違いは何ですか?」かと質問してみたところ、いろいろわかったことがありました。

結論から言うと

肌極・・・乾燥肌に特化したライン

米肌・・・乾燥肌+エイジングケアを目指すライン

こういうことのようです。

どちらもお米のエキスライスパワーNO11を使っており、保湿に効果がのぞめて乾燥肌に潤いをもたらすものです。

肌極上戸彩20代

 

肌極のイメージキャラクターは上戸彩さん(現在29歳)

米肌のイメージキャラクターは中谷美紀さん(現在39歳)

肌極、米肌それぞれターゲットの年齢層の違いも気になったので聞いてみました。

私:「肌極は上戸彩さんがCMされてるんで30代前後の人向けなんですよね?・・・やっぱり40代が使うには米肌に比べると保湿力が少ないんでしょうか?」
コーセーBAさん:「米肌も肌極も両方共ライスパワーNO11が使われていて自分からセラミドを作り出し、お肌を保湿するという点ではあまり変わりません。ただ米肌はこの他にお肌のバリア機能を高める成分やエイジングケアをする成分も入っています。

そこで肌極と米肌の成分を比較してみました。

化粧品に書かれている成分というのは含有量の多い順に書かれています。

肌極成分
(上記は肌極の成分)

ここで両方の化粧水の成分の中でそれぞれに含まれていない成分を多い順に3つ書き出してみました。

【肌極】
・PEG-8・・・合成ポリマーの一種で肌を保湿したり、化粧品の使用感をよくするもの
・アケビ茎エキス・・・尿素(天然保湿成分)を産生促進し肌の保湿力を高める

・シソ葉エキス・・・保湿、抗炎症作用

【米肌】
・グリコシルトレハロース・・・トウモロコシ由来の天然糖質で高い保水力があり乾燥を防ぐため紫外線からのバリア機能を持つ

・ダイズ発酵エキス・・・肌に長時間潤いを保つ保湿成分。女性ホルモン様のイソフラボンを含みエイジングケアを目的とする

・ビフィズス菌発酵エキス・・・年齢による細胞の衰えや紫外線からのダメージによる細胞の修復機能

 

BAさん「年齢では区切っていないんです。乾燥肌対策だけを目的とされるのであれば肌極ということです」

しかしサンプルの入っていたパンフレットの中には「20代後半からは・・・」との文字があります。

私に気をつかってくれたんでしょうか(笑)

肌極20代

調べてみるとライスパワーNO11を初めてコスメに取り入れた、ブースター美容液の草分けともいえるコーセーのモイスチュアスキンリペアを20代~30代の女性に好まれるように開発されたものが肌極とのこと。

ということはやはりアラサー向けのラインです。

40代の乾燥は加齢によるものが大きいので必然的に米肌のほうがいいと考えられますね。

でもお値段は肌極のほうが安いので試してみたいと思っていたら、なんとコーセーのBAさんが肌極のサンプルをくれました^^

肌極のサンプルをもらったので5日間使ってみて米肌と比較してみました

まずは使う順番、これが大きく米肌と違います。

米肌は【1】肌潤化粧水⇒(【2】肌潤改善エッセンス(美容液):スペシャルケア)⇒【3】肌潤クリーム
米肌使い方

これに対して

肌極は【1】はだきわみ美容液⇒【2】はだきわみ化粧液(よくみると”化粧水”ではなく”化粧液”と書いてあります)

肌極使い方
これにはちょっとビックリ。知りませんでした。

先にライスパワーNO11の入った美容液でセラミド産生を促し保湿し、化粧液でふたをする

このような使い方だそうです。
間違えないようにとサンプルのうちの一つにこのように順番を書いてくれていました。

肌極順番

@コスメでの肌極の口コミをみても「数日間は順番を間違って使っていました」という声が多数。

私も説明を受けていなければ確実に間違っていたはずです(笑)

肌極のサンプル5日間使ってみた結果

まずは一番初めに使う「はだきわみ美容液」から使います。
肌極美容液

 

美容液というよりサラッとした化粧水のようなテクスチャーです。色は透明。もう少しとろみのあるものを想像していたので指にとると流れ落ちそうです。

はだきわみ美容液中身

ニオイはわりと強めですね。アルコールのニオイでしょうか。

米肌の美容液である「肌潤改善エッセンス」は半透明の乳白色でジェルのようなテクスチャーなので、同じ美容液の扱いでも別物という感じです。

↓こちらは米肌の美容液

米肌美容液中身

米肌の肌潤化粧水はほのかに甘いお酒のようなニオイでしたが、このニオイとは違う昔の化粧品のようなアルコールのニオイです。

「ちょっとニオイがきつくて苦手」という口コミを多くみかけましたがわかる気がします。

お肌への浸透の早さは米肌より早いかもしれませんが、奥まで入っていく感じは米肌の肌潤化粧水のほうがあります。

次に美容液で保湿後、化粧液でふたをします。

肌極化粧液

化粧水(液)でふたって珍しいです。
こちらもはだきわみ美容液と同じようなニオイがします。 こちらも色は透明

はだきわみ化粧液中身

こちらのテクスチャーのほうが米肌の肌潤化粧水に近いかもしれません。

米肌化粧水中身
(↑こちらは米肌:肌潤化粧水 少しとろみがあり、薄い乳白色です。ちょっとわかりにくいですね)

 

肌極はハンドプレスで染み込ませるとちょっとベタつきはありますが、浸透する感じはあります。

だけどやっぱり保湿力に関して物足りなさはあります。そこそこ浸透するけれど、もうひと押し入って欲しいという感じ。

 

米肌はハンドプレスのたびにじわじわ奥のほうまで入っていく感じがするのです。

 

米肌 VS 肌極 : まとめ

 

・どちらも有効成分はライスパワーNO11

肌極はもともとKOSEのモイスチュアスキンリペアをベースにした20代~30代(前半)向けの乾燥肌対策のライン

米肌は30代後半から40~50代に向けての乾燥+エイジングケアライン

・価格は肌極のほうが手頃。化粧水で比較すると米肌のほうが1.5倍の価格(米肌定期購入の場合)

・肌極はドラッグストアや大手スーパーなどのコスメコーナーで購入できるが、米肌は公式通販サイトのみ

【使用感、使用後の肌の変化】

・肌極はややアルコールのニオイがきつめ、米肌も少しお酒のようなニオイがするものそこまできつくない

・肌極も肌表面はしっとりと落ち着くが、肌が内側からふっくらする感じ、毛穴の開きの改善は米肌のほうが効果があり

ただ乾燥だけをメインにケアするのなら価格を押さえつライスパワーNO11も入っている肌極を使ってもよいでしょう。

肌極ならドラッグストアや化粧品コーナーでも購入できるところも魅力です。

また楽天やアマゾンでも取り扱いがあります。

⇒肌極 化粧液 楽天で見てみる 

 

でも保湿だけでなく、肌のバリア機能を底上げして内側からふっくらする肌を目指すのならやはり米肌をオススメします。

米肌のトライアルセットは洗顔、化粧水、クリーム2週間使えて、美容液とさっぱりタイプのクリームとパックが入っていて1500円でお試しできます。

気になる方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

 

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