「ほうれい線の原因って何？消す方法はあるの？」
40代の顔を老けさせるのはくっきり刻まれたほうれい線、これって消せるの？
年齢を重ねるにつれて、様々な肌の悩みが出てきますよね。
乾燥による細かいシワ、
口元や目元のたるみ
まぶたのハリがなくなって目が疲れて見えてくる…
などなど、見つけていけば言い切れないほどです。
その中でも、特に幅広い年代、
特に４０代～５０代の顔を老けさせてしまうのが
くっきり刻まれた「ほうれい線」ではないでしょうか。
鼻の真ん中あたりから口角へ、長ければアゴのあたりにまで伸びてくる深いシワ。
ファンデーションがほうれい線にめり込んだりするだけでなく、
老けた印象を与える重大な要因となってしまいます。
笑ったりするだけでも刻み込まれてしまいそうで、
表情が硬くなってしまう…なんていう方もいるのではないでしょうか。
そんな、女性ならだれでも一度は悩むであろうほうれい線について、
しっかりとその原因や対策法を知っておきましょう。
そうすれば、鏡を見てももう怖くない？はずです。
ほうれい線の原因って何？
【たるみ】
年齢を重ねることで、頬がたるんでしまうことでほうれい線ができてしまいます。
これは肌の弾力を保つのを担っている『真皮』部分が衰えてしまうことが大きな原因。
コラーゲンと、そこに絡みついているひも状のエラスチンが緩んでしまうため、ハリのない緩んだ肌になってしまいます。
また、いつも同じ表情でいたり、あまり人と話さないという方は、表情を作るために動かす筋肉＝表情筋が衰えているかもしれません。
表情筋は他の筋肉と違って皮膚に直接つながっているので、
筋肉が衰えることで肌が垂れ下ってしまうのです。
さらに、急激に体重が増加すると脂肪の重みに耐えかねて、頬が垂れ下ります。
この場合も、顔の筋肉が数ないせいで、脂肪を支えられないことが原因です。
【乾燥肌】
肌が乾燥すると、小さなシワができてしまいます。
そしてその小さなシワが繋がって、大きなほうれい線となってしまうんです。
それは、水分と油分が不十分なために、肌に与えられる刺激によって、真皮にダメージが与えられてしまうからです。
紫外線を浴びすぎても肌が乾燥して、真皮にあるコラーゲンやエラスチンを減少させます。
肌が十分に潤っていれば、そういった刺激から肌を守るバリアとなってくれるため、シワはできにくいのです。
【姿勢の悪さ】
デスクワークなどをしている方に多いのが、猫背で顔が常に前方に出ている姿勢。
これは顔の肉が下に垂れ下ってしまうので、ほうれい線がよりできやすい環境になってしまいます。
また、同じ姿勢でいることによって血流や老廃物が溜まり、むくみの原因となって顔にも老廃物が溜まります。
すると、むくんだ顔を支えきれずに、深いシワが刻まれてしまうのです。
ほうれい線撃退！その対策法は？
【スキンケア】
乾燥によるもの、肌のたるみによるほうれい線には、
スキンケアで徹底的に有効成分を補給するのがポイント。
また、クレンジングや洗顔時に肌を擦ったり
強いマッサージをしすぎないように注意する必要があります。
長時間手のひらで肌に余計な圧力をかけてしまうと、
ほうれい線を悪化させてしまうかもしれません。
ごく優しい力で、擦らずに洗顔することが何よりのポイントです。
【運動をする】
むくみが酷い、姿勢が悪いためにほうれい線の要因となっているという時には、
日常でできる簡単な動作を取り入れていきましょう。
例えば、一駅分歩いてみる、なるべく階段を使ってみるなどです。
また、デスクワークで長時間座っているという方も、
休憩するときにはなるべく立ち上がって姿勢を変えたり、
背中を反らす動きをするなどして、血流を良くして老廃物が溜まらないようにしましょう。
【食生活】
むくみが酷いという方は、水分を毛嫌いしてしまうことが多いです。
しかし、それは逆に体内に水分をため込もうとするので良くありません。
水分をこまめに取って、塩分を摂り過ぎないように注意しながら、食べるもの・飲み物を選んでいきましょう。
むくみが無くなることで顔がスッキリして、
それだけでもほうれい線が目立たなくなる場合もあります。
また、たんぱく質を取ってコラーゲンを作り出すために、
良質なたんぱく質がとれるササミや大豆製品を取り入れていきましょう。
【表情筋を鍛える】
■大きく「あ、え、い、お、う」鏡の前で、大きく口を開けて、「あ→え→い→お→う」の口の動きをします。
声を出してもＯＫです。
「あ」の時は目も見開くようにすると、顔全体がスッキリします。
「え」の時には舌も出し顔がプルプルするのを感じるのがポイント。
さらに、最後の「う」の時には、唇を前に突き出すイメージで行います。
それぞれ３～５秒ずつキープし、最後はゆっくりと普通の表情に戻します。
■箸を使った体操
箸をくわえて上下の唇を付けたまま、唇を横に引かれるイメージで広げます。
５秒ほどキープしたら、口角だけを上げて微笑みの表情になってさらに５秒。
最後に、箸をくわえたまま歯を見せた笑顔になってキープします。
ほうれい線対策 スキンケアアイテム選びのポイント
乾燥からくるたるみ、ほうれい線を改善するためには、スキンケアアイテムに配合されている成分が重要になってきます。
肌が乾燥することで、真皮にあるコラーゲンやエラスチンがダメージを受け、それによってシワができて、やがてほうれい線が目立ってしまうという結果に。
そこで必要なのは、真皮をしっかりと守れるバリアとなってくれる保湿成分や、肌の潤いを自分から生み出すことができる、長時間の潤いをキープできる成分です。
【セラミド】
セラミドは肌の中で潤いを保ちながら、ベールのような役割を果たしてくれます。
元々肌に存在していますが、年齢と共に減ってしまう40代、50代はスキンケアでしっかりと補給してあげましょう。
セラミド入りの化粧水や美容液が有効ですが、セラミドそのものを販売しているショップもあるので、純度の高いものを選ぶのもポイントです。
セラミドの産生を促すライスパワーNO11の米肌でほうれい線を撃退
【コラーゲン】
真皮の中で肌の弾力を保つための重要な成分です。
分子が大きいため肌からの補給は難しいのですが、肌表面を覆って水分を逃がさないための膜となったり、もちっとしたハリを与えるために必要です。
【ヒアルロン酸やプロテオグリカン】
この２つの成分は、水分をスポンジのように吸収して離さないという特徴があります。
一度与えた潤いを逃がさないために、必要不可欠な成分です。
【スキンケアオイル】
これは成分ではないですが、肌の潤いは水分だけでなく適度な油分も必要なため、皮脂に近いオイルを使うのも効果的です。
クリームや乳液が苦手だという人も、さらっと馴染むスキンケアオイルを取り入れてみると良いでしょう。
人の皮脂に近いものには、ホホバオイル、アルガンオイル、オリーブオイルなどがあります。
アルガンオイル入りのクレンジングオイルはこちら【アテニア】 スキンクリア クレンズ オイル
また、精製度の高いワセリン米粒大くらいを、手のひらで温めて伸ばして馴染ませるのもオススメです。
日常的に手軽にできるエクササイズで表情筋を鍛えること。
毎日のスキンケアで肌の内側からダメージを無くすこと。
また、食生活やちょっとした英活習慣を見直して、体内の老廃物をなくすこと。
これらが、ほうれい線を目立たなくしていくために必要なポイントです。
特に４０代になると、より肌のダメージが蓄積しやすくなるため、保湿を徹底的に行って、いかに真皮にあるコラーゲンやエラスチンを守るのかというのが重要なところ。
鏡を見てショックを受けてしまったら、そこからが勝負です。
コツコツとケアを続ければ、そんなショックの原因もいつの間にか消えてなくなっていくでしょう。
ケアしないよりもした方がキレイなのは当たり前！
だからこそ、頑張ってほうれい線と闘っていきたいものですね。
